おはこんにちばんは、イタチです。
あのイギリス国王をも虜にしてしまうほど、優しくて働き者の小型犬コーギー。胴長短足の体にプリッとしたお尻がなんとも可愛らしい犬ですが、一体どんな性格や特徴を持っているのでしょうか。今回は、コーギーの性格や特徴について解説していきたいと思います。
目次
コーギーってどんな犬?
歴史
原産国はイギリスで牧畜犬として活躍していました。イギリス・プランタジネット朝(1154〜1399年)の初代国王であるヘンリー2世に愛されたことがあり、イギリス王室の犬として有名になりました。
コーギーには、「ウェルシュ・コーギー・ペンブローク」と「ウェルシュ・コーギー・カーディガン」の2種類が存在します。元々ペンブローグとカーディガンでは姿が違く、それぞれの祖先犬も全く違う犬種になっていました。しかし、19世紀に盛んにペンブローグとカーディガンの繁殖が行われたために、姿が似てしまったと言われています。
サイズ
体高:25〜30cm
体重:9〜12kg
オスとメスではあまり違いがありませんが、メスの方が若干小柄な体格になります。
毛色
コーギーの毛色は、レッド(赤茶色)、セーブル(レッドの毛の先端に黒が混じっている色)、フォーン(レッドを少し薄めた色)、ブラック・アンド・タン(黒がベースで、マズルや眉毛、胸などに茶色またはホワイトの斑点がある色)の主に4種類になります。
寿命
寿命:12〜13歳
コーギーは中型犬としては平均的な寿命をしています。現代では、牧畜犬としてではなく、家庭犬として飼われることが多いため、長寿になる傾向にあると言われています。
コーギーの性格・特徴
勇敢で働き者
「コーギーは性格が悪い」と言われていますが、一体なぜそのようなレッテルが貼られてしまったのでしょうか。
それは、牧畜犬だった名残があるからと言えます。コーギーは自分よりも体も力も大きい牛や羊を追いかけ、時には吠えたり、噛み付いて誘導していました。その名残が現代にも残っているため、吠え癖や噛み癖が出ることが多く、性格が悪いと言われる要因になってしまったと考えられます。
しかし、この性格はコーギーの良さでもあります。果敢に相手に挑み、危険を顧みない勇敢さは番犬として最適ではないでしょうか。
しつけで吠え癖や噛み癖は抑えることができますが、コーギーはそのような癖がつきやすい犬種だとあらかじめ認識しておきましょう。
表情豊かで、はっきりとした感情表現ができる
コーギーは喜怒哀楽がとてもはっきりしています。そしてその感情は表情に表され、とてもわかりやすいです。そのため、非常にコミュニケーションのとりやすい犬種だと言えます。おやつやおもちゃを見ると目が輝き、悪いことをして怒られればしょんぼりした表情を浮かべます。
また、飼い主に並々ならぬ愛情表現を示し、愛情が抑えきれずに少し興奮しすぎてしまうこともあります。その姿も可愛らしいですけどね(笑)。
コーギーの飼い方
太りやすいため、運動と食事管理に注意
コーギーは食欲旺盛で肥満になりやすいので、ドックフードのパッケージに記載されている給与量を確認し、適正量通り与えるようにしましょう。おやつに関しては、1日の摂取エネルギー量の10%前後に抑えると良いでしょう。
運動に関しては、1日最低でも60分以上の散歩をするように心がけましょう。ドックランや公園で思いっきり走らせたり、ボール遊びなどをして楽しく運動させてあげることをおすすめします。
定期的にブラッシングとシャンプーをする
コーギーの被毛はダブルコートなので、抜け毛が多く、換毛期には大量の毛が抜けます。定期的にブラッシングを行い、皮膚トラブルを予防しましょう。
また、足が短いため、散歩後はお腹周りが汚れがちです。タオルやウェットティッシュで汚れを拭いたり、シャンプーをして清潔を保ってあげましょう。
コーギーのしつけ方
社会化トレーニングをする
前述したように、コーギーは吠え癖や噛み癖がつきやすい犬種です。また、警戒心が非常に強いため、社会化トレーニングを行い、他の犬や人になれさせてあげることが大切です。社会化トレーニングの仕方について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。↓
要求吠えやかまって噛みは一切無視する
コーギーは自己主張が強く、吠えたり噛んだりすることで伝えようとすることが多いことから、吠え癖や噛み癖が身に付いてしまうこともあります。要求吠えやかまって噛みに応えてしまうと、繰り返しするようになってしまうため、一切応えないように心を鬼にしましょう。繰り返ししていくと、次第にやらなくなっていきます。
気をつけたい病気一覧
- 椎間板ヘルニア
- 膝蓋骨脱臼
- 胃腸炎
- 遺物誤飲
- 尿石症
- フォンビレブランド病
- 膵外分泌不全
まとめ
今回はコーギーについて解説しました。
コーギーってどんな犬?
- 歴史
- サイズ:体高25〜30cm、体重9〜12kg
- 毛色:レッド、セーブル、フォーン、ブラック・アンド・タン
- 寿命:12〜13歳
コーギーの性格・特徴
- 勇敢で働き者
- 表情豊かで、はっきりとした感情表現ができる
コーギーの飼い方
- 太りやすいため、運動と食事管理に注意
- 定期的にブラッシングとシャンプーをする
コーギーのしつけ方
- 社会化トレーニングをする
- 要求吠えやかまって噛みは一切無視する
気をつけたい病気一覧
- 椎間板ヘルニア
- 膝蓋骨脱臼
- 胃腸炎
- 遺物誤飲
- 尿石症
- フォンビレブランド病
- 膵外分泌不全
コーギーは牧畜犬として活躍していたために、体力があり、活発に行動しています。それに対応できるくらいの体力や気力がある人が飼い主として向いていると思います。
最後に
今回の記事を通して、ウェルシュ・コーギー・ペンブロークの魅力について感じてもらえたら幸いです。
それでは、今回はここまで
ばいちゃ〜
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