おはこんにちばんは、イタチです。
大型犬の中でダントツの人気を誇る犬種といえば、ゴールデン・レトリーバーとラブラドール・レトリーバーですよね。外見も性格もかなり似ており、どちらを飼えば良いのか迷う方もいるのではないでしょうか。
そこで今回は、ゴールデン・レトリーバーとラブラドール・レトリーバーの共通点と3つの相違点について解説していこうと思います。
目次
レトリーバーってなんなの?
レトリーバーは「回収者」という意味
ゴールデン・レトリーバーとラブラドール・レトリーバーには共通してレトリーバーの犬種名がつけられています。レトリーバーという名前には、「回収者」や「取り戻す人」という意味があります。
元々はどちらもハンターが撃ち落とした水鳥や漁師が魚の網を引き上げる際に落ちた魚を回収してくる狩猟犬として活躍していました。そのため、回収してくる犬なので「レトリーバー」と呼ばれています。
ゴールデン・レトリーバーとラブラドール・レトリーバーの3つの違い
実は先祖が違う!
外見がかなり似ているため、親戚関係だと思う方もいるかと思いますが、実は原産国も先祖も違います。
ゴールデン・レトリーバーはイギリスが原産国の大型犬です。19世紀の半ばにイギリスの伯爵・トゥイードマウス卿がセターやウォーター・スパニエルなどと交配を進め、現在のゴールデンレトリーバーの土台を確立させました。
一方、ラブラドール・レトリーバーの原産国はカナダのニューファンドランド半島と言われ、16世紀頃に飼育されていたセント・ジョンズレトリバーの子孫だと言われています。
被毛の長さ
ゴールデン・レトリーバーの被毛は”長毛種”に分類されます。長い被毛のため、寒さには強いですが、暑さに弱いため、夏の季節は温度管理を徹底しなければなりません。
一方のラブラドール・レトリーバーは”短毛種”です。そのため、ゴールデン・レトリーバーに比べ、暑さには強いですが、寒さには弱いです。脂肪を蓄えて寒さを乗り切るため、食事量の調節が必要です。
どちらの犬種もダブルコートなので、季節の変わり目には抜け毛が多くなります。
被毛のカラー
ゴールデン・レトリーバーは、クリーム色、ダーク・ゴールド、ライト・ゴールドなどのゴールド系が中心です。
ラブラドール・レトリーバーは、イエロー(肌色みたいなクリーム色)やチョコレート、黒色の子もいます。
ゴールデン・レトリーバーとラブラドール・レトリーバーの共通点
性格
どちらの犬種も、穏やかで人が大好きな性格をしています。そのため、盲導犬や聴導犬、介助犬などの使役犬として世界中で活躍しています。元々は狩猟犬として活躍していた犬なので、飼い主のお役に立てることで喜びを感じます。頭も良く、飼い主に対しても従順な姿勢を示してくれることが多いため、しつけは他の犬種に比べ覚え早い傾向にあります。
遊びも大好きでどちらも泳ぐのが得意です。ですので、夏の季節はプールや川で思いっきり遊ばせてあげると、ストレス発散になるでしょう。また、フライングディスクやフライボールなどのドックスポーツにも向いているため、運動量の確保の一環として初めてみるのもおすすめです。
サイズ
ゴールデン・レトリーバーは、体重:25〜36kg、体高:51〜61cm。
ラブラドール・レトリーバーは、体重:25〜35kg、体高:54〜57cmです。
どちらもサイズについてはそこまでの違いはなく、飼った時の違いはあまりみられません。
寿命
ゴールデン・レトリーバーの寿命は10〜12歳で、ラブラドール・レトリーバーは10〜15歳と位負われています。若干、ラブラドール・レトリーバーの方が寿命が長いですが、どちらの犬種も平均で10年以上は生きると思われます。
まとめ
今回はゴールデン・レトリーバーとラブラドール・レトリーバーの共通点と3つの相違点について解説しました。
レトリーバーってなんなの?
- レトリーバーは「回収者」という意味
ゴールデン・レトリーバーとラブラドール・レトリーバーの3つの違い
- 実は先祖が違う!
- 被毛の長さ
- 被毛のカラー
ゴールデン・レトリーバーとラブラドール・レトリーバーの共通点
- 性格
- サイズ
- 寿命
先祖が違ってもこんなに似ている犬種が生まれるのは不思議ですね。
最後に
ゴールデン・レトリーバーもラブラドール・レトリーバーもどちらを飼っても性格やサイズ、寿命にあまり違いが見られませんので、見た目の好みで判断しても良いと僕は思います。どちらを飼うにしても運動量を確保する必要があるため、散歩時間を確保できる人や遊び相手になれる人に向いている犬種です。
それでは、今回はここまで
ばいちゃ〜
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