おはこんにちばんは、イタチです。
今回は、社会化トレーニングの仕方について解説していきたいと思います。
愛犬が安心して暮らしていけるように社会化トレーニングを行いましょう!
目次
社会化トレーニングとは?
人間が社会経験をするように、犬にも社会経験が必要です。犬は生涯をかけて社会化経験をしますが、子犬のうち(特に生後3か月半)までの体験に順応しやすい傾向があります。いわゆる「社会化期」です。
この社会化期に、他の犬や他人、外の世界・お家の中の音など、日常生活の刺激に慣れさせるトレーニングを「社会化トレーニング」といいます。
社会化トレーニングを受けないまま成長してしまうと、慣れない音を聞いたり、初めて見るものに過剰に反応してしまい、パニックに陥る可能性があります。
少しでも愛犬がストレスなく、幸せに暮らしていけるように社会化トレーニングをしましょう!
3つの社会化トレーニング
1.人に慣らす
飼い主や家族はもちろんのこと、来客や動物病院の医師など、家族以外の人に会う機会をたくさん設けましょう。
ここで大事なのは、性別や年齢は問わないことです。いろいろな人に触れ合うことで、愛犬の対応力も格段に成長します。
ただ、注意しておきたいのは、犬の扱いに慣れていない人や、小さな子どもです。まだ人に慣れていない状態では、少しの動きにも敏感に反応を示すので、初めの内は犬に慣れた人と触れ合いましょう。
2.もの・音に慣らす
人が生活する中で使うものを、犬が怖がることは良くあります。例えば、掃除機、ドライヤー、インターホン、洗濯機など、特に音が大きく出るものには必ず慣れてもらいましょう。
お家の中を慣れたら外の音に慣れてもらいましょう。
ワクチンを打ち終えているのならば、散歩やドックランでトレーニングしましょう。もし、打ち終えていないのであれば、抱っこしたり、カートに乗せてトレーニングを行いましょう。
外の世界には、車の音、市内放送、音楽など、様々な音が鳴り続けています。こうした外の音に慣れてもらいましょう。
また、音だけでなく、モノにも慣れてもらいましょう。
家の中では、洗濯機や掃除機などの電化製品、外の世界では、車や自転車、電車などに慣れてもらいましょう。特にも、あまり接触する機会のない、台車やスケートボードなどは多くの犬が怖がります。こうした日常生活で見かけないモノにも慣れておくとなお良いでしょう。
3.ほかの犬に慣らす
社会化期や子犬の時期はたくさんの犬と触れ合う機会を設けましょう。散歩やドックランなどはもちろんのこと、動物病院などが開催しているパピークラスなどに参加してみるのもおすすめです。
トレーニングの注意点
強制しない・無理をしない
一遍にすべて慣れさせようとするのではなく、少しづつこなしていきましょう。無理やり外に連れ出したり、家電の近くに愛犬を誘導してしまうと、恐ろしいものと認識してしまい、慣れるものも慣れてもらえません。
社会化期を過ぎてしまったからといって、慣れないわけではないので、無理やりトレーニングをしないようにしましょう。
怒鳴ったり、体罰を与えない
怒鳴ったり、体罰を与える行為は絶対にダメです。恐怖心を与えてしまうだけでなく、信頼関係が総崩れします。
怒鳴るのではなく、良いところを褒めながらトレーニングをすると、飼い主にも愛犬にとっても気持ちよく、覚えもいいはずです。
「褒めてのばす」ことを意識しましょう。
愛犬の体調や性格に合わせる
犬にも人間と同じようにそれぞれの性格があり、その日の体調があります。習得スピードなどにも個体差があります。
愛犬はどんな性格で今日の体調は良好か見極めましょう。
まとめ
社会化トレーニングにかかわらず、愛犬に覚えてもらいたいことがあるときには、犬自身に楽しんでもらいましょう。そうすれば確実に覚え、多くのことを学んでもらえます。
楽しみながら少しづつ多くのことを学んでもらい、安心して暮らしてもらえるようにしましょう。
最後に
愛犬に幸せに暮らしてもらえるよう日々頑張りましょう!
それでは今回はここまで
ばいちゃ~
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