おはこんにちばんは、イタチです。
1人暮らしや共働きなどで、家を留守にしなければいけない時、愛犬にお留守番してもらうことありますよね。そんな時、家に着いたらティッシュで部屋が散らかっていたり、スリッパがズタボロになっていた経験はありませんか?また、お家を出た瞬間たくさん吠えていて近隣の方に申し訳ないと思ったことがあるかもしれません。
今回はそんな悩みを解決するきっかけになる、留守番上手な犬に育てるポイントを解説していきます。
目次
留守番上手に育てるために覚えておきたいこと
犬は群れで生活する生き物
犬はもともと群れを作って生活していた動物です。なので、飼い主といることが大好きです。しかし、好きだからといって一緒にいる時間が長いと、留守番の時に一人でいる不安を感じてしまい、吠えたり、スリッパをボロボロにしてしまいます。
普段から声をかけすぎたり、犬のことばかり目で追わず、お互いの時間を作るようにしましょう。
留守番させる前に「ハウス」を教えておく
留守番をさせたいのであれば「ハウス」を教えておきましょう。普段からハウスを教えず、自由に暮らしていたら、留守番をしてもらいたいときに、ハウスに入ることを拒んでしまいます。ハウスに入れることなく、留守番をさせる場合は例外ですが、ハウスの中で過ごしてもらいたい場合やクレート内で留守番してもらいたいのであれば、ハウスは最優先で教えていきましょう。
また、一度教えたからといってそれっきりハウスに入れなくするのは避けましょう。普段からハウスで過ごす時間を作っておくことで留守番する時に任せやすくなります。
ハウスの教え方はこちらの記事を参考にしてみてください!https://itati-dnl.com/discipline-house/
自分の場所=ハウスと認識させる
ルームシェア等で人と人が適度な距離感を保つのと同じで、犬と人との関係も適度な距離感が必要です。常に一緒にいることによって愛犬が「かまってもらいたいときは、いつでも飼い主が相手になってくれる」と認識してしまうと、飼い主が出かけたときに「自分だけ置いていかれた!?」と、不安やストレスから吠えたりしてしまいます。
そのような事態にならないためには、普段からハウスで落ち着いて過ごせるように練習しておく必要があります。定期的にハウスで過ごす時間を設けて、飼い主と離れる時間を作りましょう。
ハウスの中で留守番トレーニングの仕方
留守番トレーニングの流れ
- 愛犬をお気に入りのおもちゃと一緒にハウスに入れる
- 扉を閉めて、その場を一旦離れる
- 愛犬の元に戻り、褒めてあげる
1.愛犬をお気に入りのおもちゃと一緒にハウスに入れる
まずは、愛犬をお気に入りのおもちゃを使ってハウスに誘導しましょう。この時、なるべく長時間愛犬が夢中になれるおもちゃを入れるようにしましょう。おもちゃに夢中になっている時間が長いほど、愛犬は飼い主に気づくまで時間がかかります。また、愛犬が夢中になれるものがあることで、一人でいる時間もストレスになりにくくなります。
おもちゃを選ぶ際、誤飲をしない大きさのおもちゃを選びましょう。
2.扉を閉めて、その場を一旦離れる
愛犬を上手く誘導することができたら、ハウスの扉を閉めてその場を一旦離れましょう。この時、声掛けをしてもしなくてもどちらでも構いません。犬は飼い主のことをよく観察しながら生活しています。声掛けをしなくても、家の鍵やバックを持つだけで、飼い主が出かけることを察知し、吠えることがあります。しかし、留守番トレーニングで慣れてくるとだんだん吠えなくなってきます。愛犬に行ってきますと声をかけてから出かけたいのであれば、今の段階から声かけに慣らしておきましょう。
その場を離れる時間は、最初は30秒~1分を目安にしましょう。その後徐々に離れる時間を長くしましょう。この時、愛犬が鳴いたり吠えたりしたとしても我慢しましょう。すぐに愛犬の元に戻ってしまうと「吠えたら飼い主が来てくれる」と覚えてしまい、吠え癖が身についてしまいます。
吠え癖が付いたら中々直すことができないので、要求吠えには応えないようにしましょう。
3.愛犬の元に戻り、褒めてあげる
鳴いたり吠えたりしなくなったら、愛犬の元へ戻りたくさん褒めてあげましょう。褒めてあげることで「ハウスの中で待っていることは良いことなんだ!」と認識し、待てるようになっていきます。また、ご褒美をあげるのもいいでしょう。
留守番トレーニングのポイント
要求吠えをされても応えない
前述で説明したように、要求吠えに応えてしまうと吠え癖がついてしまいます。
僕の話になりますが、僕の愛犬だった蘭はよく要求吠えをしていました。特に甘えたいときに吠える癖がついてしまい、夜の八時からずっと鳴いてる状態で近隣住民の方々に申し訳なかったです。吠え癖がついてしまった原因は、吠えたら家族の誰かがかまってあげていたことです。つまり、要求吠えには律儀に応えていました。その結果、鳴りやまない日がなくなってしまいました。
僕のようにならないように、要求吠えには応えないようにしましょう。
諦めることを覚えさせる
人と一緒に生活する上で犬の我慢はつきものです。「ハウスに入っているうちは、大人しく過ごしていたほうが良いことである」という諦めも覚えてもらいましょう。そうすることで適度な距離感が築けます。
まとめ
今回は留守番トレーニングについて解説しました。このトレーニングは、ハウスに限らず、ケージでのお留守番の練習でも活用できます。長時間お家を留守にする場合はケージに入れるほうが犬にとってもストレスなく留守番をできると思いますので、ハウスとケージどちらでもお留守番できるようにトレーニングさせてみるのもお勧めです。
最後に
留守番をさせる場面は生活する上で必ず訪れます。その時お利口にお留守番できるように今の内からしっかり覚えさせておきましょう。
では、今回はこの辺で
ばいちゃ~
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