【犬との暮らし】しつけの基本「待て」が持つ重要性を詳しく解説!犬の危険は飼い主が守ろう

おはこんにちばんは、イタチです。

突然ですが、犬にとって「待て」がどれだけ重要な意味を持つかご存知ですか?

待てを教わっている犬とそうでない犬では生活する上での危険度が変わってきます。少しでも愛犬の危険を防ぎたいならぜひ読んでください!

また、待てを教えるために必要な「おすわり」も一緒に解説します。

目次

「待て」が持つ重要性

待てが持つ最も重要な役目は、「犬の危険を予防すること」にあります。それと同時に、周囲の人の安全のためでもあります。もし子どもたちが遊んでいる公園で、愛犬が蝶々を追いかけそうなとき、「待て」を覚えていると、その場で動かずに止まることができ、遊んでる子どもと衝突する危険がなくなります。これが待てを覚えていないばかりに子どもとの接触事故が起きると只事ではありません。そのような危険から回避するためにも、「待て」は重要です。

また、待てを覚えていることは飼い主にとってもメリットがあります。例えば、カフェやレストランなどでゆっくり過ごしたいとき、愛犬が待てを覚えていると、愛犬を終始気にすることなく過ごすことが可能になります。それは飼い主にとってストレスのかからない生活を意味します。

つまり、待ては「犬の危険予防」と「飼い主のストレス軽減」の2つの意味を持ち合わせており、犬と幸せに暮らしていくための重要な要素です。

ですので、待てをしっかり教えていきましょう!

待ての基本姿勢「おすわり」を教えよう!

待てを教える前にまずは「おすわり」を教えましょう。待ての基本姿勢であり、待てと一緒にしつけをすることで、待ての能力を最大限生かすことができます。

おすわりには犬の興奮を抑える力があります。何も魔法のようなことではなく、おすわりの姿勢に秘密があります。犬がおすわりをすると、おしりを地面につけ、体が動かないように止める状態になります。その体制を維持していると、興奮が収まり始め、冷静さを取り戻します。

おすわりを教えるためには2つのポイントを押さえましょう。

1つ目は、「静かな空間でトレーニングする」ということです。これは、犬をトレーニングに集中させるための環境作りです。周りがうるさかったり、おもちゃが近くにあると犬の気が散ってしまい、トレーニングが行えません。窓を閉める、YouTubeの動画を止める、おもちゃを片付けるなどして犬に集中できる環境を作りましょう。

2つ目は、「ご褒美におやつをあげる」ということです。どんなしつけでも出来たらご褒美をあげましょう。おすわりができるとおやつがもらえると認識して、次も同じ行動をするようになり、それを何度も繰り返すことで動きを覚えていきます。おやつに限らず、おもちゃをご褒美にしてもよいでしょう。もちろん、褒め称えることも忘れないでくださいね。

おすわりを覚えたら、本題の「待て」を教えていきましょう。

待てを教えよう!

待てを教える流れはこんな感じです。

  1. おすわりをさせる
  2. 「待て」と指示し、おやつを見せながら数秒時間を置く
  3. 「よし」といい、褒めながらおやつを与える
  4. 繰り返し行う

まずはおすわりをさせ、犬の前に立ちましょう。そして、「待て」と言い、おやつを見せます。おすわりを覚えたての犬は、おすわりした瞬間にご褒美がもらえると認識しているため、待てを1秒も保つことができないでしょう。しかし、最初は仕方ないことだと割り切ってしまいましょう。失敗した場合はまた初めから行います。1秒保つことができたら「よし」と言ってからおやつを与えましょう。その際にも、褒め称えまくりましょう。

慣れてきたと感じたら、待たせる時間を1秒から2秒、2秒から3秒と1秒を目安に時間を伸ばしていきましょう。無理に4秒、5秒待たせてしまうと、犬が待ちきれなくなり失敗してしまいます。少しづつ時間を伸ばし、成功する回数を増やしていきましょう。

このトレーニングを1日1回は最低でも行いましょう。繰り返し反復することで必ず覚えます。可能であれば、1回成功するまではトレーニングをするとより効果的です。

失敗した時の声掛けに気を付ける

仮に待てを何度も失敗したとしましょう。その際、怒鳴りつけるのではなく、「もう1回やってみよう」と声をかけ、待つ時間を少し減らして再度挑戦しましょう。怒鳴りつけてしまうと、犬に怒られる行為と誤解されてしまい、覚えにくくなってしまいます。全ての犬が覚えが早いわけではありません。また、覚えれない犬もいません。「うちの犬は頭が悪いから覚えが遅い」を言ってしまう飼い主もいると聞きますが、それは飼い主の教え方に問題点がある可能性が高いのです。

犬と接する時は子どもに教えるように優しく愛を持って教えましょう。

まとめ

今回は、待てが持つ重要性「犬の危険予防と飼い主のストレス軽減」「待ての教え方」について解説しました。待ての基本の姿勢「おすわり」を教えてから待てのしつけに入り、失敗した時の声掛けについても触れました。

この教え方が一概にも正しいとは限りません。あくまでも「僕がこうやって教えていたら、もっと楽に蘭も覚えれたのかな」と思ったからこの教え方になっています。実際にこの教え方を試してみて、合わなかったら別の方法を試してみてください。

最後に

犬のしつけは継続と成功体験が何よりも大事です。何度も繰り返しているうちに歩けるようになったのと同じように、何度も繰り返すことで待てができるようになります。最後まで諦めずに根気強く教えていきましょう。

今回はここまで!

ばいちゃ~

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